知らなきゃ損する!? 渋谷区恵比寿のハーツ会計事務所の節税対策マメ知識

渋谷区恵比寿駅最寄の税理士、ハーツ会計事務所。当事務所は節税対策を始め、会社設立、資金調達、相続対策など、幅広くご支援しております。お気軽にご連絡ください。

2016-01-01から1年間の記事一覧

事前確定届出給与を届出通りに支給しないとどうなる?

ご存知の方も多いと思いますが、役員報酬は原則として毎月同額(定期同額給与)でないと一定の金額が税務上の損金に算入されませんよねこれとは別に、支給時期・支給金額を事前に確定し、提出期限までに税務署へ届出書を提出した場合には、「事前確定届出給…

会社からお金を借りた際の借用書には印紙が必要?

銀行などの金融機関から借入をした場合には、もちろん契約書に印紙を貼付しますよね。借入金額、返済期日、利率、利息の支払方法等を記載して貸主に差し入れる文書は、第1号の3文書(消費貸借に関する契約書)に該当し、その借入金額に応じた印紙税が課税さ…

従業員に支給する作業着等は給与?

職務の性質上、制服を着用すべき者がその使用者から支給される制服その他の身回品は給与課税から除かれています(非課税)。専ら勤務場所のみにおいて着用する事務服、作業服等も同様に取り扱うこととなっているのですが、非課税となる作業着等について、以…

土地と一緒に取り壊し前提で取得した建物の取り扱いは?

新たに建物を建てるつもりで土地建物を取得した場合に、旧建物は取り壊して滅失したから損失にしようなんてダメですよ! 法人が建物の敷地を建物とともに取得した場合で、その取得後おおむね1年以内にその建物の取壊しに着手するなど、初めからその建物を取…

キャンセル料には消費税が含まれている?

「キャンセル料」といわれるものの中には、解約に伴う事務手数料としての性格のものと、解約に伴い生じる逸失利益に対する損害賠償金としての性格のものとがあるんです。 解約に伴う事務手数料としてのキャンセル料の場合は、解約手続などの事務を行う役務の…

駐車場の賃貸借契約書に印紙がいることも?

事務所・店舗・駐車場を借りる場合には賃貸借契約書を締結しますよね。その際には印紙を貼った記憶は無いと思いますところで土地を借りた場合はどうでしょう?建物や施設、物品などの賃貸借契約書は印紙税がかかりませんが、土地又は地上権の賃貸借契約書は…

フランチャイズの加盟金って一時の費用?

最近では大手のフランチャイズチェーンだけでなく色々なところで同様の形態の仕組みが作られていますよねところで、フランチャイズに加盟する時には加盟金を支払うと思いますが、これって一時の経費にはならないので注意が必要ですよ! 加盟金は、「役務の提…

ブラインドの取替費用は資産計上?

10万円以上の資産を取得した場合には、一時の費用としては損金算入せず資産計上しますよね(中小特例除く)複数の部屋(室)のブラインドを取替えて50万掛かった場合にはどうでしょう? 金額だけ見て判定してはダメですよ!取得価額が10万円未満かどう…

人間ドック費用って会社で負担できる?

役員や特定の地位にある人だけを対象として人間ドック費用を負担するような場合には課税の問題が生じます役員であれば役員賞与となって損金不算入となってしまいます!! 但し、役員又は使用人の健康管理の必要から、雇用主に対し、一般的に実施されている人…

産業医への委託料って消費税が掛からない?

一定規模以上の会社では、労働安全衛生法に基づき産業医を選任しなければなりませんよね!その際に支払う委託料について、相手方が医療法人か個人の医師かで消費税の取り扱いが違うので注意してくださいね!! (国税庁HP質疑応答事例より)医療法人がその…

実費弁償金は立替金?それとも課税対象?

弁護士等やコンサルタントが受け取るFeeの中に実費弁償たる交通費が含まれていることがありますが、交通費を立替金と処理していませんか?消費税上も源泉所得税の計算上も問題ありですよ! 例えば、弁護士の業務に関する報酬又は料金は、弁護士がその業務…

所得税を分割納付できる?

確定申告期限もあとわずかです。今焦って纏めている人は頑張ってくださいね! さて、所得税額が多くて一回で納付出来ないよ~という人は、無理しなくても分割して納付出来ることを知っていますか?実は簡単に延納することが出来ます。確定申告書の右下の延納…

寄附金控除には2種類ある?

最近ではふるさと納税に対して関心が高く、確定申告時の「寄附金控除」について理解されている人も多いのではないでしょうか? 実は寄附金を支払った際の控除には、所得控除である寄附金控除と税額控除である寄附金特別控除があるんです。 個人が支出した政…

税金の還付に利息がついていたら?

以外と忘れがちですよね!税金が還付される際に利息がついていることがあります。正式には「還付加算金」といいます。還付加算金は、その支払を受けた日の属する年分の雑所得の総収入金額に算入されます! 最近は還付金の基準利率が低くなっているのと、還付…

出産費用も医療費控除の対象?

妊娠と診断されてからの定期検診などの費用は医療費控除の対象になるんです!国税庁HPのタックスアンサーの内容は以下の通りです。 (1)妊娠と診断されてからの定期検診や検査などの費用、また、通院費用は医療費控除の対象になります。 (注)通院費用に…

マンション修繕積立金っていつの経費?

個人確定申告時期ですね。暫く確定申告ネタをUPしていきますね! 今回は修繕積立金です。将来の大規模修繕等の費用に充てられるために計画的に積み立てられるものなので、原則的には、支払った時の必要経費には算入されず、実際に修繕等が行われ、その費用の…

預金利子から引かれる税金が変わった?

法人が銀行預金などに係る利子を受け取る際には、実は税金が引かれているのはご存知でしょうか?これまでは、国税15.315%と地方税5%が引かれて税金控除後の金額が口座に入金されていました。 平成25年税制改正で決まっていて、忘れていた人も多い…

印紙への消印は契約者全員でやらないとダメ?

以外と印紙についてご存知でない方が多いので先週に引き続き印紙の話しです。 契約書などに印紙を貼った場合には消印をすることとされていますが、この消印は契約書などに押した印で消す必要はなく、文書の作成者又は代理人、使用人その他の従業者の印章又は…

印紙を貼らないとどうなる?

印紙税の納付は、通常、作成した課税文書に所定の額面の収入印紙をはり付け、印章又は署名で消印することによって行いますよね。 この印紙をはり付ける方法によって印紙税を納付することとなる課税文書の作成者が、その納付すべき印紙税を課税文書の作成の時…

源泉徴収していなくても法定調書の提出は必要?

先週に引き続き法定調書についてです。 報酬・料金等を個人に支払った場合には源泉徴収していますが、法人に支払った場合には源泉徴収は不要ですよね 一方で、報酬・料金等の「支払調書」は、居住者又は内国法人に対し、国内において所得税法第204条第1項各…

支払調書って本人に渡さないといけないの?

弁護士さんなどに報酬を払った場合は1年間分の金額を集計して支払調書を作成し税務署に提出しますよね提出時期は毎年1月31日なのでこれから作成する人も多いかと思います。 支払いを受けた人から「支払調書が届いてないんですけど!(`_´)」と言われたこ…